冷却装置

 

温室の温度を降下させるには、以下の3つの技術があります。:
 
換気 温室内外の空気交換を行う方法
天窓もしくは側窓、又はその両方から得られる受動的な空気交換により、室内温度を下げます。自然換気だけでは植物体の要求する温度まで温度を下げられない時には、換気を促進する装置の付加が必要になります。

断熱冷却 水が気化して水蒸気になる時に、容積が膨張する事で熱が奪われる事を利用した冷却方法
室温が下がると同時に、湿度は上昇します。細霧冷房装置やパッドアンドファン装置などが、該当します。

1. クールネット 
発根促進に最適な細霧冷房システムです。霧が特に細かく、降下中に速やかに気化するので、葉面を濡らしません。定められた適用水圧で御使用下さい。
4barの圧力下で、80ミクロンの超微粒サイズの細霧を発生します。相対湿度や温度などの室内の大気条件に依存しますが、短間隔の間欠噴霧により、室温を5℃から10℃下げられます。
·         酸などの薬剤耐性
·         比較的低い水圧下でも利用可能な細霧スプリンクラー
·         農薬などの化学薬品使用可
クールネットシステムは以下の部品より構成されます;
         クールネットヘッド(エミッター)、水粒子サイズ80~90ミクロン(4bar時)
         ADバルブ(ぼた落ち防止バルブ)
         循環扇
         配管セット
2. パッドアンドファン
パッドアンドファンシステムは以下の部品より構成されます。:
         ウェットパッド
         ファン
         ウェットパッドへの水供給配管
         水中ポンプ
         貯水タンク
         配管セット
 
遮光 遮光カーテン(固定張り又は稼動式)による降温
太陽光の透過が温室内の空気を暖めますので、これらを部分的に遮る事により、温室内の温度を下げる事が出来ます。但し、温室内への光線透過を制限する事は、植物の光合成速度を減少させる事にもなります。この問題は、遮光カーテンの開閉率を手動または自動で調整して最適な遮光率にするか、または遮光カーテンの遮光率自体をより少ないものに変えてやる事によって、解決できます。
 
遮光率は気象条件や作物の種類に応じて、20~80%の間で調節します。一般的に観葉植物や蘭などでは、野菜類に比べて高い遮光率を要求します。 

最も一般的な遮光カーテンの色は黒色です。しかしながら最近では、同等の遮光率を維持しつつも光波長を変化させる性質を持った、黒以外の遮光カーテンが登場し、様々な作目に対して、生育に好適な遮光環境を創造できる様になりました。