暖房装置

 

エネルギーコストが上昇している昨今、適切な加温システムの導入を検討する事はとても重要です。
地域によっては、施設暖房に経費がかかり過ぎて経営を圧迫する場合があります。これらの問題を解決すべく、ネタフィムは暖房資源の利用効率を最適化する事にも力を注いでいます。:

 

    • 正確で効率的な温湿度コントロール
    • 植物の生育に見合った加温
    • 地域において利用できる暖房資源に応じた加温システム
    • 施設内温度分布の均一化
ネタフィムでは、加温システムの設計段階で必要な熱量を計算し、この計算に基づいてバーナーサイズ、ボイラー容量、温湯パイプの配置などを決定します。
温室の暖房要求量は以下の要素によって決まります。:

 

    • 作物毎の生育好適温度
    • 地域の平均最低温度
    • 施設の熱損失特性
温室の熱損失を見積る為、ネタフィムでは以下の項目を考慮します。:

 

    • 被覆材の特性
    • 空気交換容量
    • 温室の構造と形状
    • 温室内外の温度差異、空気交換率
    • 風速
主に以下の二つの暖房方法があります。:

 

    • 温湯循環 (鉄又はアルミパイプ使用)
    • 温風噴き出し (ポリエチレンダクト使用)
温湯暖房:
この暖房方式は温湯管からの輻射熱による。放射された熱の一部を植物体に達する事で暖められる。
水温は3方弁又は4方弁によって、暖かい往流水と冷えて戻ってきた還流水を混合して温度調節する。
この方式ではパイプの中が連続的に温水で満たされているので、温度変化が小さい。従って温室内の温度が比較的均一になるのが利点である。運転制御はコンピューターによる集中管理によって行われる。
スチール配管の中に温湯を流す事によって暖房するこの方法は、パイプが台車等のレールになる事で、二次的な利便性を発揮する。
温風暖房:
燃焼室内でバーナーを点火し、燃料を燃焼させる事で熱を生じさせ、暖房機外に放出、輻射及び対流によって室内を暖める。
温室内を対流して冷やされた空気は暖房機の燃焼室上部から引き込まれ、再び暖められて温風となってダクトを通り、温室内に拡散する。
電動の送風ファンによって、温風を循環させる。温風暖房機によって生じた熱はポリエチレンダクトを通って拡散し、温室内を暖める。温度上昇は早いが、運転と停止を繰り返すので、室温の変化が出易い。